プログラミング勉強の備忘録

主にpythonやスマホアプリを作るためのプログラミングで勉強した内容を忘れないように記載していきます。

【Python】マウスを操作する

【はじめに】

今回はPythonでマウスの操作を行なう方法についてのメモです。

<実施環境>

  • Python 3.7.4
  • PyCharm 2019.2
  • PyAutoGUI 0.9.47

【準備】

今回の操作では「PyAutoGUI」というライブラリを使用するためインストールします。
PyCharmでの方法ですが、「設定」>「プロジェクト・インタープリター」から「+」を選択して「PyAutoGUI」を選択してインストールを行ないます。
設定は「Alt」+「Ctrl」+「S]で開きます。

【関数と説明】

<一覧>

関数 説明
size() 画面サイズを取得
position() マウスの現在位置を取得
moveTo(x, y, duration=移動速度) マウスを座標(x, y) に向けて移動
moveRel(x, y, duration=移動速度) マウスを現在位置から(x, y)移動
click(x, y) 座標(x, y)をクリック
pyautogui.doubleClick(x,y) 座標(x, y)をダブルクリック
dragRel(x, y, duration=移動速度) ドラックして(x, y)移動

<実践と説明>

<共通>

今回の関数はライブラリの「PyAutoGUI」を使用するためインポートが必要です。

import pyautogui
<画面サイズの取得>
# 画面サイズの取得
import pyautogui

screensize = pyautogui.size()           # => Size(width=1920, height=1080)

画面サイズを取得することができました。
「screensize.width」や「screensize.height」で数値を取得できます。

<マウスの現在位置の取得>
# マウスの現在位置の取得
import pyautogui

mausePoint = pyautogui.position()           # => Point(x=1817, y=42)

マウスの現在位置を取得できました。
「mausePoint.x」や「mausePoint.y」で数値を取得できます。
操作の際にはあまり使用しませんが、どこをクリックするかなどを確認する際に使えそうです。

<クリックとドラッグ>
# クリックとドラッグ
import pyautogui

pyautogui.click(1817, 42)
pyautogui.doubleClick(1817, 42)
pyautogui.dragRel(-100, 0)

残りは文章では表しにくかったので、記載例だけです。
先ほど「.position」で取得した箇所をクリック、ダブルクリックした後、左にドラッグを行なっています。

【後書き】

今回は簡単なマウス操作について、メモしました。
Pythonからでは操作できないアプリでも、マウスを使うことで操作できるため、幅が広がりそうです。

【参考サイト】

今回の作業にあたり、下記サイトを参考にさせて頂きました。
whitecat-student.hatenablog.com
www.lisz-works.com