プログラミング勉強の備忘録

主にpythonやスマホアプリを作るためのプログラミングで勉強した内容を忘れないように記載していきます。

【Python】Excel操作 ファイル作成とセル値設定

【はじめに】

今回も個人的にも使用機会の多いExcelの操作方法について残しておきます。
今回は「openpyxl」を使ってのファイルの作成とセルへの値の入力方法についてです。

<実施環境>

  • PyCharm 2019.2 (日本語化済み)
  • Python 3.7.4
  • openpyxl 2.6.2
  • Excel 2019

PyCharmのインストールと日本語化の方法はこちらに残してあります。

【コードと説明】

今回、説明を残しておくコード全体を記載します。

import openpyxl as xl

# ファイル名の記載
fname = 'テスト.xlsx'

# ブックの読み込み
book = xl.load_workbook(fname)

# セルの追加
book.create_sheet('newsheet')

#共通処理
sheet = book['newsheet']

# セルに値を入れる
sheet.cell(1, 1).value = 'A1'
sheet.cell(column=2, row=1, value='B1')
sheet['C1'] = 'C1'

# ブックの保存
book.save('test.xlsx')

<処理の詳細>

「openpyxl」のインポートとブックの読み込み・保存
import openpyxl as xl

# ファイル名の記載
fname = 'テスト.xlsx'

# ブックの読み込み
book = xl.load_workbook(fname)

# ブックの保存
book.save('test.xlsx')

 まずは「openpyxl」をインポートします。「openpyxl」を使う際は必ず必要になるため忘れないようにします。
「openpyxl」のインストール方法についてはこちらに記載してあります。
 次に、ブックの読み込みを「 .load_workbook」で行っています。今回は「テスト.xlsx」を読み込んでいますが、特に読み込みたいファイルがなければ括弧内を空にすればオッケーです。
 最後に「.save」でブックの保存を行っています。括弧内には保存ファイル名を記載します。読み込んだファイルに上書きしたい場合は同じファイル名を記載すればよいです。
 ブックの読み込みと保存の間に処理を記載することで、エクセルファイルの加工が可能になります。

セル値の設定
# セルに値を入れる
sheet.cell(1, 1).value = 'A1'
sheet.cell(column=2, row=1, value='B1')
sheet['C1'] = 'C1'

 セルへの値の入れ方は、上記の3パターンがありました。筆者はVBAになれているので一番上の方法が合っていました。

【後書き】

今回は短いですが、Pythonでエクセルを処理するための基本的な方法を残しました。セルの塗りつぶしや、罫線を引くこともできるようなので、また使用する際に残していきたいと思います。

【参考サイト】

今回の作業にあたり、下記サイトを参考にさせて頂きました。
www.python-izm.com